ボクは服の色は黒が好みで、いつも上下ともに黒です。
黒いジャケットで良さそうなのがあると、似たようなのを
持っているにも関わらずついつい買ってしまったりします。
そういえば、中学校の頃に美術の先生が「本当の真っ黒を見た時というのは
それが黒であるという認識すらできないはず」とおっしゃっていました。
当時は何のことだか訳がわかりませんでしたが、今考えると興味深い話です。
人間がモノの色を認識する仕組みというのはモノに当たって反射した光を
捉えているのだそうです。光の波長の観点で言えば、赤いモノというのは
赤い光の波長を反射し、それ以外の波長を吸収しているということになります。
すると、美術の先生がおっしゃっていた「真っ黒」というのは全ての波長の光を
吸収してしまうようなモノということになります。全てを吸収してしまって一切
反射しないので、それが何色であるかすら人間の眼には認識できないということ
ですね。
でも、それって光すらも飲み込んでしまう「ブラックホール」のことを
指していることにならないでしょうか?本当の「真っ黒」を見たければ
ブラックホールを見てみないといけないわけですね。でも、そのまま飲
み込まれてしまいそうでちょっと恐いですね(^_^)