JSFとAjaxは相性が良く、両者の組み合わせは
Ajaxの普及にとっては大きなメリットになると
思います、みたいな話はこのブログでも何度か
触れてきました。
JSFの現スペックリードであるEd Burns氏の
ブログで最新のJSF Ajaxコンポーネントが
紹介されています。
http://weblogs.java.net/blog/edburns/archive/2006/04/new_release_of.html
期待通り、Google Mapを利用するコンポーネント
もちゃんと含まれています。親切なことに実例や
組み込み方に関する解説やサンプルコードも整備
されています。
https://blueprints.dev.java.net/ajaxcomponents.html
Sun Java Studio Creatorに組み込んで使えば
煩雑なJavaScriptのコードを意識せずにAjax
を活用することもできそうです。
(ちなみにSun Java Studio Creatorのヘルプや
解説はきちんと日本語化されていて、本当に
フリーのツールなのかと疑いたくなるくらい
整っています)
実装の困難さが強調されることの多いAjaxですが
このような「コンポーネント化」がうまくいけば
少なくとも既存のコンポーネントを組み合わせて
マッシュアップする「利用者側」にとっては手軽
で身近なものになっていくのではないかと期待を
しています。
それに伴って「土台や部品を作る側」としては
(ボクはそっちの側をやりたい派ですが)扱いが
容易で必要十分な機能やインターフェースを持
ったクールなコンポーネントを作る努力が求め
られそうです。
もちろん「利用者側」「作る側」という垣根を
主張するつもりは全くありません。むしろ両方
に関わるヒトがどんどん増えていくんだろうな
と思っていますし、それが望ましいことだと考
えています。
事業部サイトはJSFベースなので、折をみて何かの
コンポーネントを組み込んでみようと思います。
