TheServerSide.comにインタビューが
載ってます。タイトルはJSF1.2ですが
実際にはJSFの将来的な話が多いです。
JSFは単にUIコンポーネントフレームワーク
であるだけでなく、ページのナビゲーション
も含めたライフサイクル管理の仕組みを持つ
ことが特徴ですが、同氏はJSFがJavaEE標準
に組み入れられ、そうしたライフサイクルの
土台となることで、Webアプリケーション
フレームワークの拡散問題への解決になる
のではないかと考えているようです。
さらにStrutsのJCP化の噂もありますが、
これについてはJSFの拡張仕様としては
どうかという提言もしています。
確かにJSFのライフサイクル管理の仕組みは
優れていますが、UIコンポーネントツリー
と密接に関連しているのが気になります。
ライフサイクル管理の共通基盤として採用
するのであれば、その部分だけ独立させて
Wicketなどの他のUIコンポーネント構築
技術と併用できるようにすべきではないか
という気がします。その点では「Spring
Web Flow」などが一歩リードしてるかな?
という感じもします。
Seamにも注目が集まっているようですし、
WicketやClickといった軽量フレームワーク
も無視できません。そうした周囲の状況を
踏まえて、ガチガチにならないようにうまく
JSFをJavaEEに取り込んで欲しいですね。