ゆーたんのつぶやき

株式会社ノークリサーチにてIT関連のシニアアナリストとして活動しています。

ストレージ連載第三回



連載の最終回です。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0902/27/news002.html


実際に中堅・中小企業を対象とした調査を行ってみると、
多くの企業では専用ストレージを必要とするほどデータ
量が多くないというのが実態です。
ストレージに積極的な投資を行う企業は大量の設計データ
を扱う製造業や動画コンテンツを扱うネットサービス業者
などにある程度限られているようです。


では中堅・中小企業のストレージ市場は存在しないのか?
というと決してそんなことはないと考えています。個人的
に注目をしているのはクライアントPC管理との関連です。


クライアントPC内のデータを手軽かつセキュアに管理したい
というのは中堅・中小企業の情報システム管理担当者の長年
の課題であり、情報漏洩リスクの回避は重要な経営課題でも
あります。それを実現する最も有効な手段はクライアントPC
内のデータを集中管理することです。シンクライアント(H/W
によるものだけでなく、バーチャルシンクライアントも含め)
の普及とデータ格納の受け皿としてのストレージは連動して
伸びていくと予想しています。


最終回ではそうしたトピックを取り上げています。