四半期毎に実施している
「中堅・中小企業におけるIT投資動向調査」
の8月末時点での結果をリリースしました。
http://www.norkresearch.co.jp/pdf/2012QRsum_rel.pdf
IT投資DIは15四半期ぶりにプラスとなりました。ただし、
長らくマイナス値が続いた上での前四半期比プラスという
結果なので、IT投資額が急に増加するわけではありません。
業務効率の改善を目的としたIT活用への意向も見られますが、
業種によっては現状維持に留まる傾向もあり、「回復基調」
と見なすには今後しばらくの推移を見守る必要があると判断
しています。
本調査の実施直後には中国や韓国といった隣国との政治的な
問題が浮上し、海外市場の動向に左右されやすい製造業など
を中心に今後のビジネスへの影響も懸念されます。
次回の調査(11月実施予定)ではそうした点も含めて、
動向を探っていきたいと考えています。
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