ゆーたんのつぶやき

株式会社ノークリサーチにてIT関連のシニアアナリストとして活動しています。

セッション&トラック概要第一弾



開催予定のセッション&トラックの概要が出されました。
http://jp.sun.com/company/events/javaone/2005/session/


掲載されているのは既に決定されている一部のみで
他にもいろいろあるとのことです。現段階での注目
セッション&トラックをチェックしてみましょう!


まずHands-on Labですが、EJB3.0Java Studio Creator 2
というJava EEの根幹をなすであろう二つの技術(EJBJSF)を
体験できるとういのは貴重な機会かと思います。日頃、Java
WEBアプリケーションを開発されている方にはきっと得られる
ものが多いでしょう。
EJB 3.0 Hands-On Lab
Java Studio Creator 2で「かんたん」に作るリアル・ライフアプリケーション



ひときわ興味を引くのはBOFです。
気になるものをタイトルと共にチェックしてみたいと思います。


Ajaxが切り開くRIA(Rich Internet Application)開発技法の可能性
〜 「MVC model 3」という新発想〜

現在、WEBアプリケーションの分野で「MVCモデル」と一般に
言われているのは「MVCモデル2」にあたるものですが、Ajax
を用いたRIA(Rich Internet Application)開発技法という
ことで「MVBモデル3」というものを提唱するという内容が目
を引きます。


SOA as Web2.0 ?- SOA+DIでPOJOをリミックス
POJO + Annotation = 次世代のJavaアプリケーション開発!?
この二つはDIやアノテーションを利用したPOJOベースの開発を
扱ったもののようです。昨今のAOPの盛り上がりが反映されて
いますね。


一般公募のテクニカルセッションでは、同様にDIを扱った
Next Generation Dependency Injection
が気になります。「次世代のDI」というのがどういった
モノなのか?是非見てみたいところです。
また、ここにもAjax関連ということで、
Ajaxを活用したリッチクライアント構築
といったタイトルも見られます。


EJB3.0関連は既に雑誌などで情報が出回っているので、一段落
した感もありますが、依然として注目技術であることは確かです。
PersistenceAPIがEJB3.0そのものからは切り離されることに
なったことで、クライアント/サーバー問わず永続化という点に
対して共通の手段が提供されることになります。これまでJDO等
の他の永続化手段を利用・検討されていた方についても関係の
ある話かと思います。
EJB 3.0 Java Persistence API
ではそれらに関連した話を聴くことができそうです。


こうやって眺めてみると、Ajax関連とAOP関連の話題が豊富な
印象を受けます。ビジネス関連のトラックでは、やはりSOA
引き続き重要なキーワードになっているようです。


これからも続々と開催セッションが紹介されてくるので今から楽しみですね(^^)