ゆーたんのつぶやき

株式会社ノークリサーチにてIT関連のシニアアナリストとして活動しています。

Email Security Conference講演



11月27日〜28日に神田にて開催される
「Email Security Conference」にて
講演させていただきます。


27日には後藤さんがエンタープライズ2.0
時代にあるべきメールの姿という内容で
基調セッションを行います。ボクは28日
feedpath Zebraのデモによる具体例も
交えたお話をします。



セッション一覧はこちら



ここ最近ではコミュニケーション手段としての
メールはデータが分散してしまう一因であると
いうことで良くないモノとして扱われるケース
も見られます。


確かに、旧来のメール運用ではデータが受信者の
数だけ重複してクライアントPCに配信されるため、
情報漏洩の危険性/ストレージ浪費/検索性の欠如
といった様々な問題を抱えていました。


これらを解消する手段として、メールとは全く
異なる新たなドキュメント共有の仕組みを構築
するという動きも活発です。このアプローチは
個々の利用者がそうした新しいツールの利用法
を習得することに同意できた場合には高い効果
を期待できます。
(ちなみにfeedpath Zebraはこうしたサービス
やプロダクトを競合相手ではなく、マッシュ
アップの対象と捉えています)


ところが、企業向け/一般消費者向けいずれの
システムにおいてもメールによるやりとりが
まだまだ多いのが実情であり、ユーザーが慣れ
親しんだメールのインターフェースを選ぶ場面
もまだまだ多くあります。


社内外を結ぶWeb受発注システムを構築したのに
メールで注文が来たり、サービス内容変更申込
フォームを提供していてもメールで変更のお願い
が来たりするのはそうした例の一つです。


ではどうすればよいのか?


旧来のメールシステムが抱えるセキュリティ
を筆頭とした様々な問題を解決すると同時に、
ユーザーにはメールという慣れ親しんだUIを
提供したい。しかも、その時のシステム投資
は最小限に抑えなければならない。(過去に
投資したメールシステムの資産は維持する)


そうしたことを実現できるアーキテクチャ
サービスの形態とはどういったものなのか?


当日の講演ではそうしたことをお話したいと思います。