日経ソリューションビジネスの「市況を斬る」という
コーナーに定期的に寄稿をさせていただいています。
今回は「無償アセスメントサービス」のような
ユーザに負担をかけずにIT投資効果を測ること
のできる施策について取り上げました。
中堅・中小企業に対して2009年6月に実施した調査結果で
「IT活用に際して障壁となる事柄」について尋ねました。
その結果、少しの差ではあるものの「投資効果を適切に
測ることができない」といった悩みが「コストが予算に
合わない」よりも多いという結果が出ました。
かといって、有償のコンサルを提供したのでは「IT投資
のための投資」になってしまいます。そこで「無償での
アセスメント」を提供することが重要になってくるわけ
です。
厳しい経済環境の影響で、ベンダ各社はこうした無償の
施策を展開しています。ですが、不況時だけではなく、
ユーザが投資対効果を正しく見極めるための支援を継続
して行うことが、中長期での信頼獲得という点でとても
大切なのではないかと考えています。
ご一読いただけますと大変嬉しいです。
