以前に友人から「面白いよ」と勧められていたので、「ザ・コア」という
映画を借りて観てみました。地球内部のコア対流が止まってしまい、その
結果地球を取り巻く電磁波帯(確か「バンアレン帯」だったはず)が壊れて
しまって大変なことになるといった内容です。それを解決すべく、特殊な
船で地底深くに潜っていって、爆発を起してコアを再度回転させるという
筋書きになっています。強いて言うなら、「アルマゲドン」での視点を
外からの隕石から地球内部に置き換えたような感じでしょうか。
いわゆるB級SF映画の部類に属するかと思いますが、シナリオはシンプル
ながらもテンポが良く、度重なるトラブルを創意工夫で乗り切っていく
という一貫した流れが単調にもならず、むしろ観やすい映画になってい
たように感じます。
実際のところでは地球内部の状況というのは完全に把握できているわけ
ではないそうです。ここのところ火山の噴火やら地震やらが多いので、
改めて「地面」というものも刻々と変動しているのだなと感じます。