Javaコーディングを支援するための検索サイトがいくつか登場してきています。
「jarhoo」はクラス名やjarファイル名を入力して検索を実行すると、そのクラス
やjarファイルを含んでいるjarファイルもしくは代表的なアプリケーション名を
返してくれます。
http://www.jarhoo.com/
スタックトレースに現れるクラスの所在を確認したりするときに重宝しそうです。
もう一つはIBMの「Prospector」です。
http://snobol.cs.berkeley.edu/prospector-bin/search.py?
src=java.net.URL&dst=java.awt.Image
これは自分が現在使用しているクラス名と利用したいと思うクラスのそれぞれを
入力して検索すると、それにマッチするコードサンプルを探し出してくれるとい
うものです。Javaのサンプルコードは山のようにありますが、その中から自分が
本当に欲しいものを見つけ出すのは結構骨が折れます。一番始めに表示されるサ
ンプルのように、今自分がjava.net.URLを使ったアプレットのコーディングを
していて、Imageの読み込みをしたいといった場合には従来よりもよりニーズに
近いコードを手軽に探し出すことができます。
EoDと言ってもコーディングが完全になくなるわけではありません。むしろEoDが
発達すれば、後は「開発ツールでカバーしていない定石的な定番コード」を如何
に効率的にコーディングするか?ということが焦点の一つになってくるかと思い
ます。上記の検索サイトはそうしたニーズを見越しての試みといえるでしょう。