ゆーたんのつぶやき

株式会社ノークリサーチにてIT関連のシニアアナリストとして活動しています。

左から右に



仕事がバタバタしていて、すっかりご無沙汰になってしまいました。


SWTで定義されているボタンやラベルの配置を指定する定数に
SWT.LEFTやSWT.RIGHTといったものがあります。ちょっと気
が付くのが遅かったのですが、これらはそれぞれSWT.LEADと
SWT.TRAILを使うほうが望ましいとされています。


左から右へ読む言語の場合はLEFT/RIGHTでも問題ないのですが
逆の場合には右寄せしたつもりが左寄せになってしまいます。
そうしたことを防ぐためにLEAD/TRAILという指定方法を推奨し
ているというわけですね。


アプリケーションの国際化対応といった場合には文字コード
あったり、小数点や日付の表記といったロケールには気を使い
ますが、文字を読む方向というのも重要な要素だなぁと改めて
感じました。


そもそも日本にも縦書きと横書きの両方がありますから、文字
を読む方向というものにはセンシティブであるべきですね。で
すが、WEB上で目にするコンテンツは大半が横書きですし、仕
事柄読む本も横書きがほとんどなので、「縦書き文化のアイデ
ンティティ」を失いかけてしまっているのかも知れません(笑)


しっかりとした国際化対応のアプリケーションを開発できるよ
うになるためにも、たまには縦書きの本でも読まないといけな
いなと思う今日この頃です。