実は昨年にFlex2.0が発表された時点でWebサイトが
http://www.flex.orgとなっていたので、いずれは
オープンソースになるんだろうと予想していたのは
ボクだけではないでしょう。
Open Laszloの影響も強かったであろうと思いますが、
商用価値の高いData Servicesなどは有償として残し
基本部分をオープンソース化するという戦略は最近の
サーバーサイドプロダクトでは良く見られるパターン
です。
ボクが携わっているZCSも無償オープンソースである
「Open Source Edition」とバックアップ/リストア、
クラスタなどに対応した有償の「Network Edition」
の二段構えで提供されています。
オープンソースと一言で言っても、個々の開発者が
どれだけ深く参画できるか？の運営方針は千差万別
です。Apolloのリリースに合わせ、サーバー側では
Flexによって開発者を多く巻き込んでおきたい、と
いうAdobe側の狙いが今後の具体的なコミュニティ
運営にどう反映されていくのか？に注目しています。
Microsoft側もFlash代替となる技術を次々と打ち出して
きているので、この分野でのAdobe vs Microsoftの攻防
については今後もウォッチしていきたいトピックです。
