ゆーたんのつぶやき

株式会社ノークリサーチにてIT関連のシニアアナリストとして活動しています。

ASTERIA On Demand



複数のSaaSを利用する際に欠かせないのが
サービス間連携、特にデータフォーマット
の違いをどう埋めるか?です。


個々にコンバータをプラグインしていたのでは
m×mの掛け算になってしまいます。これって、
EAIの時に言われていたことと全く同じですね。


個々のSaaSを孤島化させないためにも、今回の
ような取り組みが欠かせないと考えています。
インターネット越しにEAI、さらにはSOAを実現
するためのESBに相当する役割を担うサービス
は今後も増えていくだろうと予想しています。


ASTERIA On Demandのようにデータ層に着目
したものもあれば、ユニファイドサービスの
unisrvのようにポータルという表示層で連結
させるという試みもあります。


それぞれの階層で様々な連携ができる選択肢が
揃った段階になって初めて、種々のサービスを
自由に取捨選択できるというSaaSの本当の価値
が広く認知されるのかも知れませんね。