ゆーたんのつぶやき

株式会社ノークリサーチにてIT関連のシニアアナリストとして活動しています。

キーマンズネットのストレージ記事



「中堅中小企業向けストレージ活用の極意」
という記事をキーマンズネットに寄稿させて
いただきました。


http://www.keyman.or.jp/3w/prd/80/30002980/


中堅中小のストレージ市場を単にディスク容量の
観点だけで見てしまうと、「サーバ内臓HDで十分
足りてしまうので、バックアップ用途に限られる」
という話になってしまいます。


また、「IP-SANが急速に浸透する」という見解も
既にFC-SANを導入した大企業におけるメリットを
中堅の上位企業に当てはめただけで、SANが普及
していない中堅中小企業全体に該当することでは
ありません。


「どんなデータをどんな用途で格納するのか?」
という業務視点で市場を眺めることが大切で、
そうしていくと
・サーバ統合に合わせて実施されるストレージの統合
・クライアントPCデータの格納場所としてのストレージ
といった新たな展開が見えてきます。


ストレージはそれ単体で機能するものではありません。
サーバやクライアントPC、さらに各種業務システムとの
兼ね合いを含めて考えていくことが重要なポイントでは
ないかと思います。