ゆーたんのつぶやき

株式会社ノークリサーチにてIT関連のシニアアナリストとして活動しています。

銀色の髪のアギト



今年のK-1予想は大方当たりましたね、良かった(^^)


新年早々に仕事の話題もなんなので、久しぶりに映画
ネタでも取り上げたいかと思います。昨年の秋にプレ
ミアがあって、お正月アニメとしては期待していた
銀色の髪のアギト」ですが、いつの間にかあちこち
で話題になっているみたいです。
公式サイトはこちら http://www.gin-iro.jp/


CG映像と音楽(「KOKIA」という方だそうで、ボクには
エンヤとアディエマスを掛けてルートに開いたような
雰囲気に感じました)は予告編を見る限りかなりレベル
が高いみたいです。


詳しいストーリーは公式サイトでチェックいただくとして
この映画、過去の名作アニメの要素をいろいろ取り込んで
いることが伺えます。
『森』が人にとって有害な存在であるという基本設定は
ナウシカ」に良く似ています。突如現れた(今回の場合
は長い冬眠から覚めた)少女トゥーラがカギを握っており、
そのトゥーラは事件の発端に関わった博士の娘であり、
敵方にさらわれるのを主人公であるアギトが助けに行く
というのは「コナン」を思い出させます(「名探偵」
ではなくて、「未来少年」の方ですよ、もちろん)
産業都市のラグナはコナンのインダストリアを彷彿と
させます。さらに、森の力を得たアギトが素手で戦車
を真っ二つにする戦い振りは「キャシャーン」そのまま
といった感じです。


とまあ、いろいろ書きましたが、この作品が過去の名作
のパクリだと言いたいわけではありません。名作の設定
や場面を踏襲してエッセンスを集めているのであれば、
それだけ期待できるのかなぁと思っているわけです。
早くもレビューが出ているのでチェックしてみましたが
ご多分に漏れず、賛否両論あります。
1. 映像と音楽は申し分ない
2. 主人公の行動に感情移入できない
3. 声優とキャラがミスマッチ
といったのが多いようです。2.についてはコナンも会って
間もないラナを追って、いきなりお手製ヨットを作って
飛び出しましたから、まあ見る側の気持ちの持ち方で何とか
なるかなとは思います。ですが、3.については予告編だけ
を見ても確かに違和感を感じます。特にアギト役の俳優
さんですが、少々難ありかも....トゥーラ役の宮崎あおい
魔法遣いに大切なこと」で声優としての実力は既に実証
済みですが(女優さんとしても素晴らしいですね)、他の主要
キャストはいずれも俳優さんや芸人さんですね。これは最近
の流行みたいですが、普段演技をしている人であれば、
声だけのアテレコも難なくこなせると考えるのは大きな
間違いだと思います。やはり、大作にはきちんと実績のある
声優さんをキャスティングして欲しいものです。
個人的にはトゥーラは宮崎あおいのままでいいとして、
アギトは折笠愛、シュナックは子安武人みたいな感じ。


ここまで書いてしまったので、とりあえず観には行ってみます(^^)