TechTargetで新しい連載が始まりました。
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/0905/26/news01.html
「SaaSはコスト削減に有効」というのは
間違いではありません。
ですが、以前から繰り返し述べているように
SaaSは(クラウドもそうですが)あくまで
情報システムの活用・運用形態の一つです。
SaaSにしたからといって、コスト削減が
自動的に実現されるわけではありません。
実際、2009年2月に実施したIT投資動向に関する調査では
ユーザがSaaSに対して冷静になり、投資対効果をシビアに
判断するようになってきていることが明らかになりました。
http://www.norkresearch.co.jp/pdf/2009ittoshi.pdf
何がOKで、何がNGなのか?を考えるためには「SaaS」
という抽象的な言葉をいくらいじっても答えを得る
ことはできません。
そこで、本連載では具体的な業務アプリケーションを
取り上げて、業務視点でSaaSという活用・運用形態を
どう取り入れていくのが最善なのか?を数回に渡って
考えていきます。